All about that bug

蠢くウジが開く道

昆虫利用ビジネスの挑戦と可能性 仏Ynsect社の衝撃と福岡県嘉麻市の未来

世界のムシ業界を震撼させたニュース? 先月末に世界の昆虫産業をざわつかせるニュースがあり、それは世界最大の昆虫用生産工場を持つフランスの昆虫ベンチャーYnsect(インセクト)社が民事再生手続きを申請した、と言うもの。 www.ccijf.asso.fr Ynsectは1…

社会的共通資本としてのアメリカミズアブのチカラをヒトと自然をつなぐ装置として利用する案について

この記事ではアメリカミズアブのチカラをヒトと自然をつなぐ裏庭インフラとして利用と、それに欠かせないニワトリについて書いてみます。 私たちが自然の恵みを享受して社会生活を過ごす一方、その恵みを与えてくれる生態系の豊かさを保つためのしくみやつな…

アメリカミズアブ の糞から見る世界(続き)

アメリカミズアブ を使ったメリアブコンポストシステム(ウジコン)のアウトプットであるウジ糞を含む生成物(ほとんどの文献等でこのウジコン生成物を昆虫排泄物の一般総称であるFrass(フラス)と呼んでいるようななので、”フラス”と呼ぶことにします。)…

国連生態系回復の10年とアメリカミズアブ

国連エコシステム回復の10年、知らぬ間に始まっていました。 www.decadeonrestoration.org www.youtube.com メリアブシステムが一体何の役に立つのか調べごとをしているうちに浮かび上がってきたのは、以前の備忘録でも触れたメリアブの本業である土壌分解者…

アメリカミズアブの糞から見る世界

一般市民レベルでのアメリカミズアブ の利用の可能性を探るためにケルマーナガーデンズで場所を使わせてもらってから、そもそもこれに一体何の意味があるのか考えながら時間が過ぎておりました。 そもそもの自分の経験に立ち返ればそのどうしようもない生ゴ…